ペルー・アマゾン日記 Day 3
アマゾン川がはじまる
川の合流点を目指して
今日から本格的なエクスペディションです。
未開の地という印象のアマゾンですが、実際はどんなところなのでしょう。人を拒む荒れ果てたところなのか、動物や鳥、植物の楽園なのか、探ってみましょう。
初アマゾン川は、客室のパノラマで
アクア・ネラはアマゾンのクルーズ船としては最高級の船でしょう。全室、一面がガラス張りの客室となっていて、ベッドに居ながらにアマゾンの風景を堪能できます。メインラウンジの他に、ミニシアター、ビジヤード室、レセプションラウンジなどがあり、ホテルとしても最高品質のものでした。
朝起きてカーテンを開けた時の風景です。船とは思えない前面窓の広い客室は、アマゾンような大自然とラグジュアリーの究極のコラボという贅沢は過去に経験したことがありません。
レセプションに隣接するラウンジ。どんなデザイナーが設計したか聞きたくなる、ハイセンスな空間ですが、滞在中は自分のもののように楽しんでいました。
スピードボートに乗って、
早朝のアマゾン川へ
アクア・ネラのエクスカーションは専用のモーターボートで出発します。夜明け過ぎのアマゾンは雲が厚いときもあり、長袖でもちょうどいいくらいの気温でした。この日は野鳥を探してアマゾン川の上流、マラニョン川の支流深く巡りました。
ランチはアマゾンの
ローカルフードを体験
午前中に船に戻り、お昼前にはペルー料理教室がありありました。シェフとバーテンダーによる定番の料理セビッチェとカクテルのピスコサワーの作り方がありました。
ランチは焼きバナナなど、アマゾン地産地消の料理が並びます。
午後から夜にかけて
アマゾンの湿地を漂う
午後のエクスペディションは、さらに上流に上ったサミリア川へ繰り出します。上流といっても山が見えるわけではなく、平原に水を浸したような湿地帯を縫うように鳥を探してボートを走らせました。ここはアリゲーターやピンクイルカが多く生息するとのこと、気分も上がってきます。
アリゲーターは眼が光ることで見つけることが出来るようで、日没後にライトを照らして光を探しながらボートは進みます。ただ乾季の場合少ないのか、なかなか見つけられません。
サンセットが近くなってから、アリゲーターを探す
やっと見つけたアリゲーター
陽も完全に暮れた頃、他のボートからアリゲーターが見つかったと連絡が入り合流します。そこには10センチほどのアリゲーターの赤ちゃんが湿原から顔を出している小枝に留まっているのでした。慣れたスタッフが一生懸命探していて、見つけられないときもあるようですが、逆にこんな幼虫のアリゲーターを見られたというのもいい経験だと思いました。