CRUISE

パリとは全く違う
フランス、「リヨン」

フランス第二の都市といわれる（資料によってマルセイユだったりしますが）リヨンは、クルーズの下船港でした。そのまま離れるのももったいないので、2泊ほど滞在して、歩いてみました。明るく人なつっこい雰囲気があって、パリとは全く違うフランスを楽しめました。

丘の上に建つノートルダム大聖堂からの道にあった「フルヴィエールの階段」です。お年寄りでも元気に上っていました。

エノン駅近くの裏通り。昔は邸宅の庭だったようですが、壁を壊して公園になっているようです。リヨンはこうした空間があちこちにあります。

ビゼ通りにあったアルゼンチン料理「エンパナーダ・クラブ」

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リヨンはミシュランレストランを多数輩出する美食の街です。日本とはスタイルが全く違うお洒落な魚屋さんや、週末にあちこちの公園で開かれる日曜市など、やはり食べもの絡みのイベントが見物です。

商品の飾り付けが美しい魚屋さん

ふわふわなサニーレタス。食べたくなります。

ミシュランレストランのDaniel & Deniseにランチに行って来ました。開店早々に行ったので、人はほとんどいません。
リヨンの伝統料理クネルを注文しました。カワカマスをすり身にしてオーブンで焼いた料理ということですが、たっぷりのスープで美しい盛り付けでした。特にパンが美味しかったです。

リヨン名物クネルのキュイジーヌ

Daniel & Deniseの店内。清潔です。

歴史保護区にある「オルテリウスキュリオス劇場」はかなり個性的なセレクトショップです。近代地図の創始者オルテリウスの名前を介した店内は、青く輝く蝶の標本やコウモリの剥製など、ちょっと魔女の家のような、あるいはオリエンタルな感じで、見ているだけども旅な感じでした。

400年くらい前の建物に入ったお店を正面から。

ヨーロッパにはいない昆虫などのコレクションが店内に。

まったく高級ホテルではないのですが、ノートルダム大聖堂のある丘の、ほぼ頂上にある教会ホテルがセンター・ジャン・ボスコです。なんといってもラウンジからのリヨンを見渡せる絶景が楽しめます。朝食はテラスで食べることが出来ますが、丘を抜ける風が気持ちよく、またここに泊まろうと思います。

3階のラウンジからリヨンの紳士外に向かった眺望。

気持ちいい風がそよぐ中庭で朝食。

あのイーハトーヴォのすきとお

密度の高いリバークルーズは楽しいのですが、それゆえに下船していきなり帰国するのは本当にもったいないと思っています。今回はマルセイユに前泊し軽く観光し、リヨンは2日泊まり歩き、楽しんできました。
乗船・下船地を自分で歩く旅の密度がぐっと上がります。
みなさんも良い旅をお楽しみください。