プラハ-ホテル
チェコ
中央ヨーロッパ
プラハ。1000年の都であり、すべての歴史的建築物が本物であり、中欧の首都。
歩けば分かるが、旧市街は15世紀の街並みが色濃く残る。カレル橋を渡り王宮へ向かい裏路地を歩けば、そこは完全に中世と思える。そしてプラハは中世から血なまぐさく、生身の人間を窓から投げるというちょっと狂気が混じる雰囲気を持つ。宗教においてもローマ教皇へ講義したフスが火刑にされ、フス派が教皇軍と戦うわ、近代においてはユダヤ人が虐殺されるわ。圧倒的な繁栄と美しい建物も同時にある。中世でもお金が集まる場所に群がる人間の性が築いた街だからではないか、となんとなく思えた。