Arjeciras-Tanjer
from30May '08 ■雨の地中海を越えてアフリカへ行くのだ スペインの太陽海岸を後にする。天気は珍しく雨。いろんな事あったなって考えながら海を眺めてた。もう1日移動。朝からバスに乗ってアルヘシラスへ。昼過ぎに船でモロッコのタンジェールへ。大雨の中、バスステーションを探して歩く。しかし何でセウタに行かなかったんだろう… to diary 30May'08 |
Fez from31May '08 ■メディナの迷路に戻って来たのだが… 旅の途中で、すごく迷いがあった。フェズは来たことがある。ティトゥアンはミハスみたいな気がして行かなかった。砂漠に行こうかも迷っていた。フェズで見たかったものは何だろう。行き先を見失っていた.悪い意味でなくね。どこにでも行けると思ってた。時間には限りがあるけどね。 to diary 31May'08 |
Meknes・Volubilis from01June '08 ■今度こそ、もうダメだと思った。 基本的にイスラム圏で観光客を相手にしているモグリな奴は悪意を持って寄ってくる。日本人に信じられないくらいの悪意。誤解がないように言うけど、普通の人はそんなことはないよ。 でもここでは本当に追い込まれた。そして助けて貰った。神様に試されたと思うほど。 世界にひどい奴は、山ほどいる。信じられる人も沢山いる。そんな当たり前でどうしようもない世界に生きている事を自覚した。 to diary 01June'08 |
Riad Ibn Khalddoun from02June '08 ■覚悟した!旅は山と谷を繰り返す 旅行者として最悪な状況にぶち当たった訳だけど、その場を抜け出してしまった後は、また他人に声を掛けられたら話をしてしまう。まだ人を信じられなくはなっていない。 それで連れて行かれた宿は、19世紀の豪商の邸宅を改装したホテル。そこにお客でなく友人として泊めてもらった。前日の人間不信から、大事な客人として扱われる状況の大逆転。 それが人生、それが旅なんだね。 to diary 02June'08 |
The Palace from03June '08 ■一宿の御礼に、再建中の宮殿を撮る フェズの建物をリフォームして売るらしい。一宿の御礼に、その売り出し用の写真を撮ることにした。にしてもあんな密集したメディナの中で、中庭は本当にゆとりがあって綺麗。まあ建物は若干朽ちてたけど…リフォーム前だしね。イスラム式建築を堪能する。知らなければ土壁のあまり豊かでなさそうな外観なんだけど、本当は人も、文化もモロッコは豊か。そのテラスからフェズのメディナが一望出来た。 to diary 03June'08 |
Rissani from05June '08 ■田舎なほど旅行者を食物にする奴がいる モロッコの砂漠までガイドを使わずに行ってみたかったから、そうした。そこに何があるかって、観光客をどうだまくらかそうか考えている奴ら。なんども言うけど普通のモロッコ人は親切で優しい人が多い。ってかほとんどはそう。 だから腹立つ。でも自分で選んだんだよね。何があっても、現実を見たかったから。 会ったのは悪のムスタファ。奴もまともな家に生まれたら良い商人になってたろうに。 to diary 05June'08 |